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組合について

組合概要

組合名 福岡県道路用コンクリート製品協同組合
所在地 〒812-0013 福岡市博多区博多駅東1-1-33はかた近代ビル7階
TEL 092-483-2112
FAX 092-483-2102
役職数 理事長1名、副理事長2名、他理事7名、合計10名、監事2名
事務局員 4名(事務局長1名、職員3名)
組合員数 23社(賛助会員1社含む)
出資金 440万円
事業年度 8月1日~7月31日
事業内容
  • 道路用コンクリート製品の共同販売
  • 道路用コンクリート製品の共同検査
  • 道路用コンクリート製品に関わる資材の共同購買
共販製品
  • PU側溝
  • FPU側溝
  • ニュー歩車道
  • マルチスリット側溝
  • L型擁壁
  • 管渠側溝
  • 自由勾配側溝
  • U形側溝
活動範囲 北九州地区、筑豊地区、福岡地区、筑後地区
関連団体 九州地区コンクリート製品連合会(年2回代表者会議、通常総会開催)経済調査会、建設物価調査会との連携

年間の活動概要

  1. 通常総会~毎年9月に開催
  2. 製品共同検査~8月の下旬~9月上旬(福岡県県土整備部による製品検査)
    検査対象製品~PU側溝・FPU側溝(福岡県規格道路側溝)、マルチスリット側溝
  3. 在庫調査~年2回(3月末と9月末)~共販製品の売上伝票提出漏れのチェック

月間の業務

  1. 参事会~毎月第2木曜日~営業実績報告、問題点の検討・対応
  2. 正副理事長会~理事会議案他問題点の事前打ち合わせ
  3. 理事会~毎月第3水曜日~営業実績・決算報告、申請事項の承認、他方針の決定
  4. 技術委員会~定期的に開催(主に共同検査関係)
  5. 各地区でオーナー会議開催
  6. 各地区の支部会(引合会議)毎週開催、その他の委員会は必要に応じて開催

経理関係

  1. 毎月理事会で決算報告(貸借対照表、損益計算書他)
  2. 経理監査~4半期毎に税理士による監査実施

組織図

組織図

沿革

昭和57年10月
北九州市八幡西区別所町2番38号において福岡県道路用コンクリート製品協同組合設立
昭和58年4月
PU側溝の共同販売開始
昭和58年10月
県土木部立会いの下、共同販売製品の共同検査を実施(以後、毎年実施)
昭和59年11月
組合の広報紙「PUだより」創刊
平成8年12月
ニュー歩車道ブロック共同販売開始
平成11年6月
マルチスリット側溝共同販売開始
平成18年10月
福岡市博多区博多駅東1丁目1番33号はかた近代ビル7階に本社を移転(現在に至る)
平成19年4月
L型擁壁共同販売開始
平成22年10月
FPU側溝共同販売開始
平成30年8月
管渠側溝・自由勾配側溝共同販売開始
令和4年10月
U形側溝共同販売開始

PU側溝の歩み

  1. 昭和55年8月20日、博多近代ビルで開催された福岡県道路用コンクリート製品工業組合特殊製品会議において県土木部企画検査室より次のとおり強い要請があった。
    「昭和56年4月までに土木構造標準設計を整備し、コンピューターで歩掛計算等を算出できるシステムを検討中である。落蓋式U形側溝は、現在県の工事に使用している種類が多過ぎるので、この機会に規格を統一して欲しい。」
  2. 業界側はこの機会に規格統一の機運になった。当時県工事に採用されていた落蓋式U形側溝は約85種類あった。
  3. 規格統一委員会を発足(委員長は工業組合理事長本田忍氏が就任)標準化、U形規格統一、品質管理、積算の各小委員会の設置を決定。
    委員は、

    • 北九州地区→案浦恭次氏(小倉セメント)、中雄守氏(不二コンクリート)
    • 筑豊地区→清永安生氏(大栄コンクリート)、中島利一氏(水谷建設)
    • 福岡地区→大野雅由氏(大野コンクリート)、下瀬博貴氏(九州コンクリート)、陽田義雄氏(協和建設)、岐部安信氏(大建コンクリート)、末松大吉氏(東屋宇部コンクリート)、伊佐恭三氏(ヤマウ)
    • 筑後地区→山下耕治氏(山下工業)、平原紀男氏(九建)

    PU誕生の第一歩を踏み出した。

  4. 昭和55年9月9日 第1回統一委員会開催し落蓋式U形側溝を56年3月までに図面作成、同年10月までに試作品検査を目標とした。
  5. 昭和56年11月17日 大野コンクリートで作成した試案を検討し県に答申する。規格は、路側用・横断用各250型、300型、400型、500型、600型の計20種類
  6. 県の検査室と大野コンクリート技術部との協議の結果、名称をプレキャストU形側溝(略称)とし、PU3型(横断用)、4型(路側用)、5型(路側用)、6型(路側用)を規格し有効巾を300に統一し、有効深さを300、400、500とした。
  7. 側溝の形状は経済的な見地から、横断用は左右等厚、路側用は民地側を薄く、片肉厚とし、製図等はヤマウが担当、試作用の型枠を発注し九州コンクリート新宮工場で検査用の試作品を製造した。
  8. 昭和56年12月15日 県検査室より試作品の検査を受けた。
  9. 昭和57年1月に北九州、筑豊、福岡、筑後の4地区で工場検査及び製品検査を受けて正式に福岡県型プレキャストU形側溝(PU)の供給体制に入った。
    型枠の納入、PUの製造等、製造日数より実際に県工事に使用されたのは6月以降で規格委員会が発足してから2年を経過した。
  10. 福岡県規格落蓋式側溝は福岡県土木部規格の落蓋側溝であり、平成元年に現在の規格は採用されている。側溝に付加されている機能 (1)ガイドピン (2)FG金具
  11. PUの進化
    PU側溝→NPU側溝→IPU側溝→FPU側溝へと改良を重ねていった。
    頭文字 N:NEWPU I:IMPROVEPU F:FUKUOKAPU
    平成8年11月20日付にてJIS-A-5345(道路用鉄筋コンクリート側溝) が改正されたことに伴い、福岡県規格落蓋式側溝をJISに従って設計を変更した。
    現在のPUは社会環境及び機構変動に対応した集排水機能を大きくし、景観性を持たせた軽量、高強度、経済的な高機能製品である。

PUだより創刊号「PUの誕生」中島利一参事原稿から引用しました。

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